公開日:2021年3月15日
2021年3月8日(月)、九州大学日本ジョナサン・KS・チョイ文化館を会場に、「第4回まちづくりスクール」を開催しました。
このイベントは、「アーバンデザイン会議九大(UDCQ ※)」の主催、福岡市西区役所の共催、糸島市の後援、ふくおか共創プロジェクトの協力により今年度から定期的に開催しています。
九大の教員や学生、地域の事業者の方などを講師とし、これまで地域で取り組んで来たまちづくり活動を紹介してもらうことで、スクール参加者がまちづくり活動の意義や楽しさを共有する、さらにはこのイベントをきっかけにして仲間をつくり、その仲間とともにまちづくり活動の実践につなげることを目的としています。
4回目となる今回も、現地会場(九州大学)とオンライン(ZOOM)を併用したハイブリットセミナーとして開催しました。
はじめにOPACK事務局次長の横内正明よりまちづくりスクールの概要と前回の振り返りについて説明いたしました。
その後の事例紹介では3名の講師にそれぞれの取組についてご講演いただきました。
九州大学理学部4年の熊丸一平さんからは、「九大の多様性に向けて”外国人”編」と題し、自身が所属されている「留学生交流サークルKUIFA」の活動や留学生の抱える問題についてご紹介いただきました。
一般社団法人ママトコラボの佐藤倫子理事からは、「子どもがいる暮らしの中で地域に根差して、自分らしく働く」と題し、子育て世代の女性が活躍できる環境づくりとその意義についてご紹介いただきました。
九州大大学キャンパスライフ・健康支援センターの羽野暁特任助教からは、「多様性に配慮した『マイノリティフレンドリー』なまちづくり」と題し、九州大学バリアフリー検討研究会における様々なバリアフリーに向けた取組をご紹介いただきました。
事例紹介後のパネルディスカッションでは、九州大学持続可能な社会のための決断科学センターの高尾忠志特任准教授の司会のもと、会場、オンラインでの参加者からの質問にパネリストに答えていただきました。
終了後のアンケートでは、95%の参加者から「満足」という評価をいただき、参加者からは、
・周りの人の為に地域の為にこんなに積極的に行動している人がいるのだととても励みになりました。
・気づきにくいことに気づくことができた良いきっかけになった
・色々な理由で困っている人を助ける試みが行われている事を知り嬉しくなるとともに、自分も役に立たねばと。
などと言った声が寄せられ、盛会のうちに終了しました。
当日の映像は、申込者限定(3月16日~(予定))でオンデマンド配信(YouTube)しますので、視聴をご希望される方は以下までご連絡ください。
次回開催日は令和3年6月を予定しております。改めてご案内いたしますので、皆様是非ご参加ください。
オンデマンド配信のご希望はこちらまで:info@opack.jp
※学術研究都市構想に掲げる「知・住・悠の舞台となる快適空間の形成」を支援することを目的として、九州大学キャンパス計画室とOPACKで共同運営する団体。