公開日:2025年2月4日
開催日 |
2025年3月6日 13:00 ~ 14:30 |
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開催場所 | 九州大学伊都キャンパス イーストゾーン1号館 E-C-203会議室 及びオンライン会議形式(Zoom) |
開催住所 | 福岡市西区元岡744 |
お問い合わせ |
九州大学人社系協働研究・教育コモンズ |
本シリーズでは、毎回人社系の先生をお呼びして、具体的な研究のお話をうかがいながら、いま一度それぞれの領域の「出来(いでき)はじめ」を紐解きつつ、現在の学問が時代や社会に何を要求されているのか、そして何ができるのかを考えます。人社系の知の意味と意義を問いなおすことを通じて、協働研究の「コモンズ」醸成を目指します。
第14回目は法学研究院から、七戸克彦先生をお呼びして、水資源や水利権についてお伺いしていきます。皆様のご参加を心よりお待ちしております。
知の形成史#14
「ライバルの語源を論じて水道料金の値上げ問題に及ぶ――水文学と水法の話」
天文学が天体に関する森羅万象を研究する学問であるように、水文学(すいもんがく)は水に関する森羅万象を研究する学問で、理系のみならず、人文・社会科学系の学問領域でもあります(水法(すいほう)は水文学の法律関係を担当する学問領域です)。
「水掛け論」の語が水利紛争に由来するのは知られていますが、福岡市の水道料金が今後24%アップするのはご存じでしょうか。水道料金が収入の3%を超えると(=年収600万円の家庭なら月額1万5000円を超えると)「水困難(water poverty)」が生じますが、福島県の水道料金は2万5837円、青森県でも2万4620円になると予測されます。その原因についてもお話ししましょう。
どなたでも参加可能です。
なし(対面の場合は50人)
無料
2025年3月4日(火)
事前申し込み
※下記URLにアクセスのうえ、事前参加申込をお願いいたします。
https://commons.kyushu-u.ac.jp/collaborative/events/event_31.htm