公益財団法人九州大学学術研究都市推進機構(OPACK)

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報告書等REPORT

平成23年度事業計画

本機構の目的を達成するため、次に掲げる事業を行う。

1.学術研究に関する広報活動事業

セミナー・説明会等の開催

 企業立地を図るため、九大の研究や学研都市等について、東京・福岡等での企業向けセミナーや各種展示イベント等への出展を行い、現地説明会への参加、産学連携、企業進出の契機とする。

国省庁等への要望活動

 九大の統合移転早期完了やインフラ整備等の促進を図るため、国省庁への要望活動や、国公設研究機関の情報収集を行う。

九大学研都市情報のプラットフォーム

 学研都市地域内に立地する九州大学をはじめとする研究機関等の活動や研究情報、立地用地等の情報を一か所に収集し、情報発信するとともに、外部からの相談・問合わせに対する各機関の紹介など、学研都市の総合窓口化を図る。

その他の広報活動

 学研都市情報や推進機構の活動状況をまとめた各種パンフレットや業務報告書の発行等、多様な広報活動を通じて、学研都市への理解を促進する。

2.産学官の共同研究による研究開発支援事業

分析クラスター形成推進事業

 分析サービスを核としたイノベーション創出システムの構築、人材育成拠点の形成、関連産業集積に向けた事業を進める。

化学系先端研究プロジェクトとの連携

 未来化学創造センターや「光と水の伊都未来都市構想」との連携を継続するとともに、有機光エレクトロニクス研究センター(OPERA)を核とするコンソーシアムの設立に関与することにより、企業集積を展開する。

オートモーティブサイエンスコンソーシアムとの連携

 自動車関連企業の研究所誘致を促進するため、九大オートモーティブサイエンスコンソーシアムとの連携を図る。

福岡社会情報基盤協議会の研究活動支援

 学研都市を舞台に、九大発のID管理システムを利用した新しい社会基盤の構築を目指す「福岡社会情報基盤協議会」への支援を行う。

学研都市を実証フィールドとする研究プロジェクト

 地球環境問題や食料問題などの解決に向けて学研都市を実証フィールドとする産学官連携研究プロジェクトを創出し、九大と連携しながら企画・コーディネートを行う。

超高圧電子顕微鏡フォーラム【特別会計】

 九大の超高圧電子顕微鏡を活用した産学共同研究を推進するため、フォーラムの運用を行う。

3.産学連携交流支援事業

都市形成調査

 タウンオンキャンパスまちづくり推進会議の運営、外国人居住環境整備事業を継続するとともに、「ゼロエミッションシティモデルプロジェクト」の検討を進める。更に、構想が示す「知・住・悠の舞台となる快適空間」の具体的な都市形成に向け調査を行う。

産学連携交流センターを核とした連携事業

 産学連携交流センターの入居企業との連携を促進し、研究所立地への展開を図るとともに、第2センター検討作業を支援する。

九大学研都市産学連携推進会議

 平成22年度に設立した「九大学研都市産学連携推進会議」を運営し、 学研都市に進出した企業の研究機関との意見交換や情報交流を強化する。

4.研究機関等の立地支援事業

産学研究拠点コーディネータ

 ナノテクノロジー研究に関する知識・経験を有するコーディネータを設置し、産学連携・研究所誘致活動を推進することで、ナノテクノロジー分野の研究拠点化を進める。

ほたる、タウンオンキャンパスへの企業誘致活動等

 ほたる(地域拠点)、タウンオンキャンパス(九大及び近隣拠点)への企業・研究所等の誘致を行うため、関東、関西、名古屋地域等への企業訪問等を行う。

企業向け現地説明会の開催

 学研都市への企業の理解を深め、誘致を推進するため、現地説明会を開催し個別企業との関係強化を図り、立地を促進する。

研究サポート企業等の誘致

 九大の研究をサポートする企業やホテル等に対しても誘致活動を行う。

5.企業立地促進補助事業

北部九州自動車産業活性化人材養成等事業 (ユニット部品設計開発人材育成事業) 【特別会計】

  北部九州において自動車産業の更なる集積を進めるため、不足しているユニット部品設計開発人材を育成し供給することにより、学研都市における頭脳拠点(設計開発拠点)化を図る。((財)飯塚研究開発機構、長崎県職業能力開発協会と当機構の3者共同事業として実施)

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