本機構の目的を達成するため、次に掲げる事業を行う。
九大の研究ポテンシャルや学研都市等についてPRし企業立地を図るため、東京及び福岡等において、企業向けセミナーや各種展示イベント等への出展を実施し、現地見学会への参加につなげる等、産学連携・企業進出の契機とする。特に、福岡での開催については、「5周年記念事業」と併せて実施する。
九大学研都市構想促進東京会議を開催し、首都圏のオピニオンリーダーによる学研都市形成支援の促進を図る。また、九大の統合移転早期完了やインフラ整備等の推進を図る国省庁訪問に連動して、国公設研究機関の情報収集や要望活動を行う。
英語版の業務案内パンフレットやホームページを活用し、学研都市や推進機構の取組み、九大の有力シーズ等を海外に情報発信する。
推進機構が開発した研究シーズ情報の検索システムの活用を図り、企業向けのシーズ情報の提供を促進する。
公共施設での情報発信、ホームページの更新、業務報告書やOPACKめーる(年4回)、各種パンフレット発行、学研都市DVD刷新等の多様な広報活動を通じて、学研都市への理解を促進する。
ナノテクを中心とした新技術・新産業創出を学研都市への企業・研究所誘致へと発展させるため、引き続き支援を行う。
学研都市を核とした社会情報基盤の構築を図るため、引き続き支援を行う。
有望な研究シーズとして、新産業創出や企業集積等の地域活性化が見込める研究者やグループの研究活動を支援する。
九大の超高圧電子顕微鏡を活用した産学共同研究を推進するため、引き続きフォーラムの運用を行う。
九大学研都市への企業の理解を深め、誘致を推進するため、現地説明会を開催し、誘致対象企業を招待することで、個別企業との関係強化を図り、立地を促進する。
ほたる、タウンオンキャンパスへの企業・研究所等の誘致を行うため、関東、関西、名古屋地域等への企業訪問等を行う。
九大の研究をサポートする企業の学研都市への誘致活動を行うとともに、地場銀行等と連携した新たな進出企業の発掘を行う。
九大の研究者による地場企業向け交流会を開催し、大学シーズと企業ニーズのマッチングやベンチャー、新事業創出の契機とする。
産学連携交流センターの入居企業との連携を促進し、研究所立地への展開を図る。
福岡都市圏の産学連携機関等による推進会議を開催し、企業情報収集や立地環境のアイデア創出、産学連携の推進等を図る。
学研都市における九大と関係したベンチャーや既存の中小企業への支援・育成を行う。
20年度に設置した首都圏在住の企業誘致コーディネーターを引き続き活用し、企業誘致推進体制を強化する。
福岡県が推進する自動車産業集積事業の一環として、ユニット部品の設計開発ができる人材を育成・供給し、学研都市における頭脳拠点(設計開発拠点)化を図る。